インテリアデザイン科インテリアデザイン専攻3年「デザイン実習(雑貨)」のエントリ。
デザイン実習は、2年から3年にかけて2年間、ディスプレイやパッケージ等について学ぶ授業。
今回3年生が製作しているのは、パッケージ企画や店舗サイン計画のモックアップ製作です。
※モップアップ=実物大の模型
前期最後のプレゼンテーションの様子をご紹介。
デザイン実習では、課題製作と発表はセットでの評価となります。
製作した作品の「良さ」「売り」となるポイントを効果的に表現できているかどうかも審査されています。
写真の彼は、和菓子屋のパッケージ企画を発表しています。
どこをどうくふうしたのか?を1つ1つ自分の言葉で発表しています。
箱の配色を黒にした理由や、和菓子と雰囲気を味わうための造花装飾の意味など、
「見てわかる」ことも製作者の言葉と一緒に見聞きしてもらうことで伝わりやすくする。
インテリアデザイン専攻の主旋律は、空間デザインを学ぶのだが、
こういった「モノ」の企画も学ぶことができるカリキュラム。
パッケージ作品だけでなく、店舗で使用する照明のモックアップも発表されていました。
そういえば、和菓子・洋菓子のパッケージっていろんな種類がデザインされています。
封入したお菓子が「崩れない」「潰れない」「移動しない」が大前提の中、
学生達もいろいろなお菓子のパッケージを研究し、新しいアイディアを企画していました。
外箱から「見せる」「見せない」「ぼかす」なども素材やコンセプトに合わせて変えていく。
こういうところも空間に置き換えると、窓や外壁部分と同じような気もする。
空間の内部を「見せる」「見せない」「ぼかす」「可変」などなど。
「モノ」の企画から「空間」デザインに活かせるように今後も丁寧な作品づくりをしてほしい。
今後も彼ら彼女らの丁寧な作品づくりに期待です。
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