インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻2年生「家具製作」のエントリ。
小抽斗製作作業が続く。
彼らは組み立てた小抽斗に顔を近づけて作業している。
みんな同じ姿勢で、角の部分を擦っている。
作業が終わった引き出し部分を見てみると、なんか詰まってる。
色は木っぽいけど…明らかになんか詰まってる。
みんな詰め詰めしてる。
違う学生に目を向けると…
…ごはん!?…と綿棒のケースに茶色い粉が入っている。
眼鏡マスクの彼は、一生懸命「ごはんつぶ」と「茶色い粉」を練り練りしてる。
アッ…あっなるほど。
練り練りしたものを詰め詰めしてるわけですね。
…でもなんで?
ホワイトボードには、作業行程や作業の意味などが板書されている。
なるほど、刻苧(コクソ)というものを加工した部材の隙間に詰めて、
「隙間を隠している」わけですね…
……つまり、刻苧(コクソ)がいっぱいあるってことは、
隙間がいっぱいあったってことになるね!
撮影していて彼ら彼女らが「撮らないでください!(許可は得ています)」って言っていた。
手に触れる頻度の高い作品づくりをおこなう彼ら彼女らの場合は、
できるだけそのような詰め物をしない完成度が求められるわけですね。
2年生になってから本格的な木材加工を学んでいる彼ら彼女らの初めての作品「小抽斗」。
学ぶことがたくさんあり、上手くできなかったと感じるたくさんの反省点。
そんな1つ1つの隙間を埋める作業。
完成した小抽斗は、彼ら彼女らが一生使う品物となります。
残る作業は塗装のみ。今後も完成度の高い製作に期待です。
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