規矩術の授業で「組子細工」の演習を行いました。
組子細工は伝統的な建具などに用いられる技法で、釘を使わずに様々な幾何学的文様があります。
学生は、工作用紙を用いて様々な組子のデザインを考案しました。
最初に、組子細工で最も基本的な「麻の葉柄」と「亀甲柄」を作成しました。
上記の柄を応用させて学生が考案した作品を一部紹介します。とても複雑で面白い形態です。
動物の絵を描いた可愛らしい作品や、立体的に組み合わせた繊細にな作品もありました。
工作用紙だけでなく、実際の木材で行燈を立体的に制作した学生もいました(左側写真)。
学校で並べて品評会を行い、お互いのアイデアを披露しました。ものつくりを目指す若者の素晴らしい発想が沢山ありました。
幾何学模様「組子細工」の可能性を追求して、更に興味を持って欲しいものです。