インテリアデザイン科1年生「インテリアエレメント」のエントリ。
固形ワックスの像家作業が終了し、原型が完成しました。
彼ら彼女らも徐々に制作環境やクラスメイトにも慣れてきて、
教室内にはこのようなちょっとした小人たちが増えています。
今回の実習は、原型からシリコンで型取りをして、そこに樹脂を流し込むことです。
固形ワックスの造形が終了したら、油土で壁を作り、オスメスの型を取ります。
シリコンが流し込まれたの図。
オスメス共に型が取れたら、空気抜きの穴を確保して、いよいよ樹脂を流し込んでいきます。
2液混合型の樹脂を使います。
流し込まれるのを待つの図。
空気穴を調整しつつ何度か失敗をしながらも気泡のない抽出ができるように。
脱型するときの「できてるかな~」の瞬間が一番楽しい。
「原型→シリコン型取り→樹脂流し込み」一連の流れを製作を通して学ぶことができました。
これらの応用技術が、鋳物などさまざまな場面で使用されている。
ドアの取っ手をデザインするにしても造形しやすい形状か脱型しやすい形状か?など、自分自身が製作した実体験があることによって製造側の視線を感じることができる。
今後の彼ら彼女らの完成度の高い作品づくりに期待です。