土木測量系の学生を対象とした、「BIM(ビム) / CIM(シム)」についての特別講演会が開催されました。
皆さんはBIMやCIMといった名称を聞いたことがありますか??
正式には、Building Information Modeling / Construction Information Modeling, Managementといい、建物や建設物の情報を3次元データでモデル化する取り組みのことです。
今、土木や測量業界ではBIM / CIMを活用した現地調査、施工計画、設計に関わる図面への活用が激熱なんです。
こちらの画像は、土木や測量の現場で活躍している3Dレーザースキャナで撮影した点群データです。
聴講している学生をリアルタイムで撮影した画像ですが、撮影時間は僅か数分!
それでもホールや人の形がしっかり判別できます(°д°)
そして、BIM / CIMについて講演していただいたのは、授業でもお世話になっている株式会社 デバイスワークス 代表取締役の加賀屋 太郎 先生。
学生に伝えたい想いが、とてもよく伝わってくる熱いお話をいただきました。
こちらの器械が3Dレーザースキャナと呼ばれる測量器。
横軸と縦軸に360°回転しながら周囲のデータを瞬時に取得していきます。
この時取得したのが、一枚目に載せている写真です。
160名の学生が、最新の技術についての熱心な講演を聴講していました。
質疑応答では、現在授業で行っている「地形測量」の実習と比較したものもあり、皆何かを得てくれたようです。
聴講した学生からは、
1) 就職先で3DCAD等を使うので、今回の内容をもう少し深く理解し、自分の知識にできるようにしていきたいです。
2) 土木建設の業界に、改めてロマンを感じました!
3) このような発展に合わせて、新しい技術を取り入れようという心構えが重要だと思いました。
などの感想が寄せられました。
活躍したい学生の皆さん、常に新しい知識に目を向けて、柔軟に取り入れる広い視野をもって卒業してください^^/