建築設計科1年生の設計製図授業では、ついに進級作品の総合提出日を迎えました。A2サイズのファイルに、印刷した各図面や設計概要、コンセプト、仕上表などを順番に入れていきます。勿論、提出ギリギリまで時間を掛けて製作した外観模型の写真データや、Archicadソフトを使って作成した内観のCGパースも必須です。
オミクロン株の感染者急増の影響で、大切な総合提出日に登校できない学生も出てきてしまいましたが、コロナ以前と大きく違うことの一つに、作品をデータ提出で確認する体制が構築されたことです。もっとも登校できるようになってから、模型とA2ファイルの作品そのものを提出する必要がありますが…。
入学してから約一年間の努力の集大成が、作品となって目に見えるカタチになりました。建築の勉強はまだまだ続きますが、一先ず徹夜明けの顔から安堵のため息が漏れ聞こえる、一年で一番学生達の悲喜こもごもなドラマが見られる一日です。皆さん、お疲れさまでした!