エンターテインメント設営科１年「舞台造作実習」の授業紹介。

大道具の世界では「なぐり」という道具を使います。
授業初回をのぞいてみると、真新しい新品ピカピカのなぐりを…
卓上のクランプに加えて…
鬼目ヤスリで…

「ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリーーー」
「ぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこーーーーッ」
「ガッリガリガリガリガリガリガリ―ーーーーー」

実務家教員であるKAZAX風巻先生曰く、
「新しいなぐりの柄は角張っていて持ちにくいからやするんです。」
と優しく教えてくれました。
さて、そんなmyなぐりを使って実習がスタートします。

釘を打つ。
カッターでベニヤを切る。
なんだか日曜大工的には簡単そうな１つ１つのことも、
「打ち方」「切り方」「姿勢」を教わり、その通りにやってみる。
難しい。これからじっくりじっくり慣れていこう。
なぐりを使う「コンコンコーン」という音が１４号館に響く。

同時刻、１４号館別教室にてエンターテインメント設営科２年生の授業をしていた担任の斉藤先生は言う…
「道具に慣れない頃は音がイヤに響く」…と。
斉藤先生の授業を受けていたエンターテインメント２年生は言う…
「うちらもこんな音でしたぁ？」
担任の斉藤先生は言う…
「…今もしているよ」…と。

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