キャンパスニュース

2022.05.26 土木測量

「骨材」の性質を知ろう![土木建設科2年]

土木建設科2年生は、土木実験でコンクリートを製作します!

 

 

ところで皆さんは、コンクリートがどのような材料で作られているか知っていますか?

正解は、水+セメント+骨材(砂利+砂)+混和材(コンクリートの性質を改善するために用いる薬剤)を適切な割合で練り混ぜて作られます!!

 


土木実験では、このような円柱型のコンクリートを製作するのですが、適切な割合で配合するには・・・

 

まず、各材料の性質を知らなくてはいけません!!!

そこで今回は、骨材の性質を知るために3種類の実験を行いました!

 

 


~ふるい分け試験~

まず1つ目の試験は、骨材のふるい分け試験です!

この試験では、骨材の「粒度」を知ることができます!

 

ふるいに骨材を入れ、一生懸命手動で振っております(@_@;)

 

 


~密度試験~

2つ目の試験は、密度試験です!

その名の通り骨材の「密度」を求める試験になります!

この試験は、試料の中の空気を抜かないと正しい実験値が出ないため、フラスコを回転させて空気を抜くのが肝になってきます!!

 

 


~単位容積質量試験~

容器に骨材を入れて「質量」を量る試験は、製作するコンクリートの骨材の量を決めるために行う大切な試験です。

また、現場における骨材の計量などに使用される試験です!

 

それぞれ留意点もあるため、しっかりと試験方法に沿って行っております!!

 

 


学生は、体を使って行う授業が大好きみたいですね(笑)

活き活きとしてます!!!

 

今回は材料の性質を知るために骨材の試験を行いました。

今後はコンクリートを製作し、圧力を掛けて強度を確認する実験を行います!!