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建築学科2年生のプレゼンテーション授業では、Adobeのグラフィックデザインソフト『Illustrator』の操作方法を習得するために、自分の名刺を作る課題に取り組んでいます。先ずは自分をイメージしたロゴを作り、そのロゴをワンポイントとして活用しながら、名刺という90mm×55mmのスペースの中に、各々が決めたテーマを表現していく課題です。
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簡単な図形や線のツールを使って、自分がイメージする形や色にしていきます。描いた図画の重なり順や、色にグラデーションを付けたり線の表情を変えてみたり、難しく考えなくても色々と表現できるのが『Illustrator』ソフトの良いところです。
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一人10パターンの名刺を考えて印刷しましたが、思いのほか現実的に使用できるようなデザインに仕上がっていて驚きました。大人っぽいシックなものや、色を多用したカラフルなものまで、学生自身の個性がにじみ出るような名刺ばかりでした。なお、名刺に使用した住所や電話番号等は、学生の個人情報保護の観点から、中央工学校のものを使っています。