インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻3年「家具製作」の授業紹介です。現在彼ら彼女らが取り組んでいるのは、難易度高めな仕口加工「ねじれ組み」です。
2つの部材を組むと美しい「ハの字」が見える。
垂直に加工できる箇所と、斜めに加工する箇所と複雑怪奇な仕口加工に苦戦しています。
悪戦苦闘の末、仕口加工を終えました。矩形型にくぼませた表面に木材を埋め込む「木象嵌」の装飾を施して、いよいよ「ナニか」が完成する。
ナニかとは、「升(ます)」でした。
木象嵌の装飾もとても難しそうです。
象嵌の加工中、まっすぐ垂直に加工できるように細心の注意を払って進めます。
しかしどの角度から見ても不思議な仕口加工です。
「ハの字に見えてくるのはわかる」
「あれ?違う角度の仕口を見ると台形の形をしているってことは…」
「これどうやって2つの部材を組んでいるの?」
…と筆者が彼ら彼女らが加工した2つの部材を組み合わせようと混乱していると…
「アッ先生知らないんすねぇ、ココとココをくっつけて、斜めに入れるんすよぉ」
グイィ…キュッ…カッ…(2つの部材を入れる音)
「おぉ、すごいちゃんと入った!」
「ちょっと隙間開いちゃってますけどぉ、やっぱぁ工藤先生が加工したやつハンパねぇっすょ」
ファニチュアデザイン専攻3年生の今後の成長に期待です。
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