金木犀(キンモクセイ)の香りとともに秋の涼しい風を肌で感じ、少し切ない気持ちに浸る今日この頃。
総合測量実習、総合建設実習が終わり、後期の授業が始まりました。
その総合測量実習ですが、地理空間情報科の実習は、より実践的な内容なので見てみましょう。
まずは、クラスの代表者を測量の発注機関と仮定し、業務(課題)を依頼します。
依頼を受けたクラスメイトは測量の計画、実施、結果を発注機関に提出し、規程に定める成果を納めることで実習終了となります。
観測を行うのは、中央工学校周辺の街中。
地域の方や車が行きかうフィールドには、作業計画を狂わせる様々な要因があります。
その場その場で的確に判断を下して作業を進めないと、決められた実習期間内に終わりません。
班員と情報交換をしつつ、臨機応変に観測を進めます。
また、高低差の多い「王子」の街を散策し、「地理空間」を実際に見学した他、北区の防災センターで地震の揺れを体験したりと、様々な内容で実習を終えました。
半年もすれば卒業して、「測量士」になります。
色々な状況に対応できる知識と判断力、そして何よりもチームワークを大切に残りの学校生活を送ってください^^/