展示施設の仕上材を検討 [建築学科2年]

建築学科2年生の設計製図授業では、進級課題『公園の中に建つ展示施設』の図面関連の作成が大詰めになってきました。今日の授業では、建物の外部と内部の仕上材を検討するため、体験型学習室デザインスタジオで、実物のサンプルやカタログを見ながら、仕上表をまとめます。

デザインスタジオを使用した授業は初めてだったので、学生達はいつもと違う授業環境に新鮮さを感じていたようです。先ずは、配付資料のプリントを確認しながら、図面と仕上材の関連性や表現方法、仕上表のまとめ方について、講師の先生からレクチャーを受けました。

デザインスタジオ内のマテリアルエリアには、建築で使用する様々な仕上の材料サンプルが展示されており、実際に手に触れて質感や色合いを確認することができます。学生達は、フローリングやフロアタイル、カーペットなどの床材や、ガラス、石材等々、サンプルを手に取って確かめながら、自分が設計した建物に使用する材料のイメージを決めていました。

また、デザインスタジオには3種類のライティングシュミレーションブースがあり、光の明るさや見え方を実際に見てイメージすることができます。スイッチを点けたり消したりして、遊び感覚で自分のイメージにあった照明の効果を探すことができます。勿論、講師の先生方による図面チェックも引き続きおこなわれ、全図面の提出を翌週に控えながら、益々学生達の課題制作は熱量を帯びてきました。

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