階段を測って・調べて・設計する[建築設備設計科1年]

建築設備設計科1年生「建築意匠」では、前回、建築を使う人間の大きさ、人体寸法について、「測定」し、学習しました(*^^*)
今回は、実際の建築要素の研究として、「第一課題 階段の測定と設計」を行いました(*’ω’*)
まずは、教室で「階段」の要素の呼び方や関係法令などについて講義を行い、グループごとに、校舎内6か所の階段を実測しました(`・ω・´)

踏面(ふみづら)や蹴上(けあげ)などのサイズや手摺(てすり)の高さなど、階段廻りを徹底的に調べます( ..)φメモメモ
計測した上で、昇りやすかったか、手摺は握りやすかったかなど、実際に使用して感じた体感も記録していきます。
実測後は教室で実測結果をプレゼンボードとしてまとめます(`・ω・´)

そして、全グループの計測結果を参考にしながら、階段を設計していきます。
階段は垂直移動のための要素です。平面的だけではなく、立体的な設計を同時に行う必要があります(-“-)
また、安全に昇り降りできるように、法規も細かく決められています…
昇りやすさ、安全性、機能性、デザイン性、法的条件を一緒に考えていくなんて( ゚Д゚)

法令集や電卓と格闘し、あーでもない、こーでもないとみんなで意見交換したりしながら、ようやくまとまりました(´-ω-`)
学生たちに聞かれましたよ・・・「課題がむずかしすぎないですか?」と・・・
そりゃ、そうです。はじめてやるのだから(*´ω`*)
建築の世界では、階段とトイレを見れば、設計者の意図がわかるといわれたりします。
それだけ重要な要素なのです(`・ω・´)

皆さんの周りにある、いつも何気なく使っている階段・・・
昇りやすいですか?
カッコ良いですか?

いつもよりちょっとだけ、意識して階段を使ってみてください。
設計者が隠した工夫が見つかるかもしれません(^_-)-☆

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