建築学科2年生の設計製図では、半年間取り組んできた進級作品『公園の中に建つ展示施設』設計が完成し、いよいよ最後の発表会の日を迎えました。クラス全員が、それぞれ自分なりの思いと最大限の技術、そして知識を込めて設計した計画の全容を、5~10分という時間にまとめて発表をしました。
設計の実務では、この最後の発表(プレゼンテーション)が何よりも重要な業務の一つになります。どんなに素晴らしいアイディアを図面や模型にしても、それをクライアントに分かりやすく説明して納得してもらわなければ、実際に建物が建設されることはないからです。緊張しながらも発表を終えた学生達には、2人の講師の先生から講評やアドバイスをいただき、次年度の課題制作の励みになったようでした。