職業実践専門課程における企業との連携授業(科目名:ショップデザインⅡ)として、建築室内設計科2年生は外部講師の柿沼康一先生(KAKINUMA SHOTEN)のご指導のもと、5月17日より地域密着型実践教育を開始しました。
地域密着型実践教育と言えば、近隣地域の様々な商店街に協力して頂いてきた授業になりますが、今回も昨年に引き続き北海道十勝清水町にご協力をして頂けることになり、店舗リニューアルの提案をさせて頂きます!
今回の授業初回には、清水町長の阿部様にご挨拶を頂き、清水町商工観光課の西山様より学生達へ向けて清水町の紹介と現状説明からスタートしました。
普段の教室にはない緊張感の中で、学生達は要点を聞き漏らさないように真剣にメモをとっていました。
近隣の商店街であれば学生が店舗に直接伺い、問題点や要望の聞き取りを行いますが、さすがに北海道まで足を運ぶことが出来ないので、事前に収録して頂いたインタビュー動画を見ながら、問題点や要望を確認していきます。
動画の視聴後は、Zoomにて現地にいる店主とも意見交換をしました。
一通りのやり取りを終えた後は、グループごとに分かれて各店舗が抱える問題点や改善点をメンバー内で共有していきます。
今までは個人的にこなしていく課題ばかりだったので、グループで作業することに最初は戸惑いも感じられていましたが、徐々に話し合う声も賑やかになってきました。
話し合いがうまくまとまらないグループには、講師の先生方が助け舟を出します。
豊富な実務経験からくるアドバイスは、学生たちにとって安心できる心の拠り所♪
8月末にはクライアントへのプレゼンテーションを予定しております。
どんな提案が生まれてくるのか今から楽しみです。