設計製図は線の練習から[夜間建築科1年]

今回は、夜間建築科1年生の「設計製図」の授業についてご紹介させていただきます。
夜間建築科は、様々なバックグラウンドをもって働きながら建築技術者を志し、キャリアチェンジ、キャリアアップの目的で新しい夢に向かって「学びなおし」を図る学生も多数在籍しています。
共通しているのは、ほとんどの学生が「建築をきちんと学ぶのははじめて」ということ。
また、「建築士」「施工管理技士」の資格取得等、個々の目標が明確であることもこのクラスの特徴です。

実務ではCADによる作図がほとんどですが、建築士資格試験の2次試験「設計製図」は、今なお手描きです。
決められた時間内で、正確かつスピーディーに作図する技術が求められます。
そのため、設計製図の授業は「線の練習」から。
手本をなぞりながら、太さ、濃さを1本の鉛筆で強弱付けて線を引く練習からスタートします。

4月の入学から1か月半が経ちました。
今は、木造2階建図面を写図(描き写すこと)しています。
皆さん、慣れない手描きの作図に苦労しながらも、線の太さや強弱にメリハリがついて、カッコいい図面になってきました。

写図が終わって線の描き方に慣れたら、いよいよ自ら設計する課題が始まります!

【中央工学校HP 夜間建築科紹介ページ】
https://chuoko.ac.jp/official/wp-content/uploads/2023/04/p31_32.pdf

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