地理空間情報科、造園デザイン科、夜間土木測量科が1泊2日の軽井沢合宿研修へ行ってきました。
この合宿研修は、集団生活を行う中で社会人としての礼儀やマナーを学ぶ研修です。
とは言え、「社会人としての心構え」を身に付けるだけが目的ではありません。
軽井沢研修所が保有する茶室や茶庭の他、国指定登録有形文化財「三五荘」の見学を通して、日本の伝統文化や職人の気遣いなども学びます。
その「三五荘」は、ただいま茅葺き屋根の葺き替え工事中。
なんと今回の研修では工事現場の見学をする事が出来ました。
見学の中では、どんな材料でどのように造られているのかを教わり、更には職人さん自作の道具をお借りして、茅を押し込む作業をさせて頂きました。
なかなか無い機会。
屋根の内部や工事の様子を間近に見た学生からは、知的好奇心をくすぐられた声が漏れていました。
せっかくの1泊2日。クラスメイトとも仲良くなりたいですよね。
他学科はクラス一丸となって様々なスポーツに取り組んだそうな
そして、2日目には旧軽井沢にある「ホテル音羽ノ森」にて、テーブルマナー研修に参加しました。
美味しい料理をいただきながら、意外と知らない作法を身に付けることができました。
普段口にする味とは異なる、食材どうしの複雑な絡み合い。
「大人の味だ…。」という学生の素直な感想が、緊張していた場を和ませてくれました。
社会人への意識は、こんな短い時間では到底会得できませんが、その意識付けはできたのではないでしょうか。
参加した学生の皆さん、お疲れ様でした。