建築を勉強するうえで「構造力学」という科目は、建築関連科の学生にとって一番苦手な科目といえます。誰もが結構苦労して学校の試験を迎えることになります。
建築学科・建築工学科の1年生では本日をもって構造体の反力計算を一段落させ、次週からは次の単元に進んで行きます。「反力計算」というのは、中学3年の理科で習う「作用・反作用」と同様の分野となりますが、専門学校では建築の専門用語とともに別分野の学習に思えてしまいます。
基本的なルールさえ身に着けてしまえば、中学レベルの計算力で解ける問題ばかりですが、建築の専門用語があふれている為、少し取り組みにくいイメージがあります。しかしながら、今やっている基本がいずれ、超高層建築の基礎やスカイツリーの耐震技術につながる知識となっています。国家試験でも良く出題される内容を解けるようになりますので、あきらめず毎日の積み重ねを努力しましょう。