学科：インテリアデザイン科２年
科目：店舗デザイン設計
図面チェック
自分が描いた図面に描き忘れや描き間違いがないかをチェックする作業である。
図面を提出することで、その作業を終えることができるのが学校課題だが、
この「図面チェック」という作業は…まるで終わりが見えない作業のように感じる学生が多い。
なぜって？
インテリアデザイン科が使用しているチェックリストが上写真の右上部に写っていると思う。
下に一部抜粋したものを掲載するので、内容をちょっと見てほしい。
※一部チェック項目は課題や教員講師により変更をしています（階段についてはＵＰ表記が正です）
学生たちはこれを手にした瞬間、きっとこう感じずにはいられなかったと思う。
（…やべぇ…こんな代物をつくってんじゃないよ…終われないのではないか…）
（包み隠そうした己の作図の抜けが…とんでもなく露わになってしまうではないか…）
…と。
しかし彼ら彼女らに容赦なくふりかかるチェック項目。
自分でマーカーを使って自分の図面に記入ミスを描き込んでいく。
（ボクたちは…その時までは完成だと思ったんダ。…チクショウ）
一通りチェック項目の確認を終えると…今度は…
「では隣の人と図面を交換して同じようにチェックをしてください」
（ナニィィぃィぃッー！なんだとーーー交換ってッアッもぅね……）
覚悟を決めよう。
手元に戻った自分の図面を確認しながら、赤チェック部分を直していく。
図面修正作業もだんだん早くなって、修正を終えるころには完成度の高い図面データが手元に残る。
（……ん？なんだか妙な達成感を感じる）
（これで完璧ってこと？意外と簡単じゃない！？）
（…実はコレ…楽しい作業では？）
１度で精度の高い図面が描けるようになるために…
じっくり学びを続けていってほしい。
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