総合建設実習 その⑥[土木建設科2年]

今日で10月も終わりですね。
ですが、少し遡って学生が取り組んだ実習について書いてみました。
工業第二教員室(土木測量造園関連学科)の9月は総合実習のオンパレード!
軽井沢では総合測量実習を、学校(王子)では総合建設実習と盛りだくさんです。
今回は、鉄筋を覆うように「型枠」という板の組み立てた、土木建設科2年生の「鉄筋・型枠実習」の続きです。(前回の投稿はコチラ!)
「型枠」とは、コンクリート構造物を作る際の型であり、コンパネ等の木材からできています。
複数の大きさのものを組んでいき、流し込んだコンクリートが設計通りに固まるよう、しっかりと単管パイプやボルト等で固定していきます。
まずは、図面を確認しながら型枠を使用箇所付近に並べていきます。

並び終えた型枠を実際に組んでいきます。
先生のアドバイスや注意を聞きながら隙間や平行を保ちつつ、釘で固定していきます。

型枠同士で固定させていくので、少しのズレが大きなズレへと続いてしまいます。
鉄筋と同様に一人が型枠を固定し、もう一人が釘を打ち込みながら1枚1枚丁寧に作業していきました。

また、コンクリートを流し込む型枠同士の幅を一定にするため、セパレーターという棒で型枠を内側から固定していきます。

さらに、外側から単管で固定して型枠は完成です。
実際の施工では、この中にコンクリートを流し込み、固まったら撤去します。

型枠の一部がアクリル板になっているため、中の鉄筋が見えるようになっています。

自分達が作った型枠の前で集合写真を撮りました。
在学中最後の総合実習でしたが、とても充実した2日間となり学生達も大変満足した様子でした。

富士教育訓練センターの橋本先生、橋口先生
株式会社東京朝日ビルドの保坂先生、浅利先生
大変お世話になりました。
ありがとうございました。


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