キャンパスニュース

2023.12.13 建築

社会人経験のある学生に聞いてみました [学生インタビュー]

 私は高校卒業後、鉄鋼企業(技術開発職)へ就職し、その後不動産会社への転職を経験しました。鉄鋼の利用技術開発や不動産などの住宅関係の業務をこなす中で、いつしか人の生活に直接的に役立ちたいと考えるようになりました。
 中でも、衣食住の三本柱の一つで必要不可欠な住まいは、人の生活に一番密接しており、人の始まりから終わりまでの一生を支える空間を提案することで、直接的に人の生活に役立てるのではと思いました。

 そのためには、建築の知識や建築士などの資格取得が必要であると考え、高校の恩師や知人に相談をしたところ、中央工学校の紹介を受けました。
 中央工学校には、110年以上の建築技術者育成のノウハウや、専門学校として建築士の合格者数が1位といった実績のある学校だからこそ、その長い歴史や実績から専門的な知識を学ぶ環境が整っていると思い、入学を決意しました。

 

 入学当初は、建築の知識も皆無のうえ右も左もわからない状態で、授業内容の理解に時間が掛かってしまうこともありました。
 でも、図書館を利用して調べたり、非常勤講師の先生方の実績や実例を織り交ぜた、丁寧かつ理解しやすい授業のおかげで遅れを取り戻し、更には建築の勉強を楽しむことができるようになりました。

 その結果、1年生の時の成績は前期後期ともクラス1位、進級課題の審査では優秀作品に二度も選ばれました。

 私は、高校を卒業してから約5年も経過していたこともあり、勉強はもちろんですが、一緒に机を並べる学友達と馴染むことができるか、とても不安でした。
 でも、2年制の建築設計科ということもあり、幅広い年齢層が在籍していて自然に会話を始めることができ、距離を縮めることができました。共に授業内容の復習をしたり、教えあうことでお互いを刺激し、その結果モチベーションを高められ、新たな視点や捉え方を身に着けることもできました。

【今後、中央工学校への入学を考えている方々へ】
 正直なところ、課題の提出が多く、大変な時ももちろんあります。ですが、その分課題をやり遂げた際は、達成感や自分自身の成長を強く感じられます。
 建築の知識がなくとも成長意欲さえあれば、しっかりとバックアップしてくれる教師陣は勿論、自分自身の努力次第で成長できる環境が中央工学校にはあります。

 中央工学校で自らの将来、未来を導き出し、作り上げ、世の中へ羽ばたけるよう応援しています。