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学科:インテリアデザイン科1年
科目:基礎製図
インテリアデザインでは、いろいろなスキルが必要です。その中でも「手描き製図」は中央工学校が最も大事にしている授業の1つ。入学して初めて図面を描く学生たちでもわかりやすく進められるよう進めています。
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教員の手元をモニターで確認しながら授業は進みます。
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基礎製図では、建築図面を細かく描き分けるテクニックを身につけます。例えば、断面線や輪郭線を線の太さで描き分けたり、建物の壁の種類を理解したりします。
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木造の建物には「大壁構造」や「真壁構造」などがあり、それぞれの特徴を学びながら図面を完成させていきます。
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上の写真にある、「S=1:100」や「S=1:50」ってなに??
「縮尺(しゅくしゃく)」って聞いたことがありますか?図面は実物の縮小版を描きます。建築図面の場合、S=1:100(100分の1)やS=1:50(50分の1)の縮尺で描くことがほとんどで、インテリア図面では、S=1:50(50分の1)やS=1:30(30分の1)などでも描き上げていきます。これは、建物全体を一枚の紙に収めるための工夫と言われています。
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製図の授業は週に3時間あります。その時間は、まさに線への没入タイム。学生たちは、黙々と鉛筆を走らせ、細かい部分までしっかりと描き上げていきます。もちろん失敗もします。失敗したら先生のアドバイスをうけ、少しづつ上達していきます。
図面を描き上げたら、「自己チェック(正確に描けているか自分でチェックする)」です。
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自己チェックで問題なければ、教員のチェックをもらいます。
「この部分の線が全体的に弱いね~」「この柱、ちゃんと三角スケールで測ってご覧……ほら~大きいでしょ!?」
「ココ…中心線描き忘れている…」などなど教員・講師のプロフェッショナルな目は誤魔化せません。
教員・講師にチェック・指摘をもらうことで自己チェックのレベルを少しづつ上げていく。
まさにプロの設計者となるための第一歩…今後も学生たちが没入して図面に挑む姿を応援していきたい。
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