9月9日晴天に恵まれ建物見学会を開催出来ましたので、報告します。
つづき
今回は東京都渋谷区千駄ヶ谷にある「東京体育館」にて、建築学科3年生の学生を引率し施設見学を実施しました。この建物は、建築設計:槇総合計画事務所(槇文彦先生)、構造設計:木村俊彦構造設計事務所(木村俊彦先生)の設計により、1990年に竣工しました。先の東京オリンピック2020においても卓球の試合会場となったほか、各種イベントにフル活動している施設です。
施設の延べ面積は約44,000平方メートルに及び、まず学生たちは施設内の大会議場で事前学習を行いました。
つづき
設計者として槇総合計画事務所より本田茂樹先生(中央工学校非常勤講師)、木村高陽構造設計より木村高陽先生(中央工学校教育課程編成委員)のお二人にも現地に帯同していただき、日ごろの授業では聴くことのできない貴重な講義をうかがいました。
見学当日は、イベント準備のため各所のメンテナンスが行われており、メインアリーナの吊りバトンが降下した状態など、
つづき
なかなか見ることのできない会場であったこと。通常では立ち入ることのできない屋根裏のトラス構造をまじかに見られるなど、建築を学ぶ学生として大変貴重な経験ができました。これから「公共施設設計」を進級課題として取り組むうえで、とても良い見学会に恵まれたと思います。見学に際して関係者の皆様に心から感謝したします。