秋の風を感じる今日この頃・・。
ちょっと記憶を戻して、測量を学ぶ学科が夏休み明けに経験したお話を。
測量の計画から観測、計算と点検といった一連の流れを学習する「総合測量実習」についてのお話です。

測量科、土木建設科1年、土木測量科1年は、4泊5日の日程で軽井沢研修所に宿泊し、基準点測量実習を行います。
観測の路線長は700mから800m。

測量は、数人のチームで行います。
班のメンバーと連携を取り、効率よく観測を進めていきます。
短い時間で正確に観測をする。
それが測量の世界です。

観測で得たデータは、全て手計算でまとめます。
電子化されている時代に相応しくない・・。
という声が聞こえてきそうですが、 測量の原理原則を理解するには、大切なことなんです。

ひたすら測量だけの一週間ですが、苦楽を共にすることで良い思い出が作られていきます^^
自分で観測したデータを自らの手で計算する。
基準点測量が何を求めているのか、どのような役割を持っているのか、しっかり理解できたのではないでしょうか??