建築設備設計科の2年生は、企業連携授業として、協和冷熱工業株式会社様にご協力いただき、施設の一部をお借りして、恒温湿ルームとソックスダクトの環境測定実習を実施しました。
恒温湿ルームは温度、湿度をそれぞれ設定し、温湿度環境を一定に保つことができる部屋になります。研究室や食品工場など、温湿度の変化に対してデリケートなものを扱う空間に用いられる空気調和設備のひとつです( ..)φメモメモ
まずは夏の快適な室内条件とされる【26℃・50%】を体験します。快適な条件とは言いつつ、少し動くと汗ばむような体感です。
続いて、不快感が予想される【38℃・80%】を体感します。入室から30秒程度で「たすけて」の文字が…(゚д゚)!
息が苦しいほどの湿度だったようです。(日本の夏がこれ以上暑くならないことを祈ります(。-_-。)
それから、【くつ下】のように筒状の布でできたソックスダクトを用いた空調室の環境を測定したり、機械室を見せていただいたりと、体感しないとわからない『快適』について、深く考える機会となりました。