皆さんは、地図がどのように作られているのか、考えたことありますか??
作成方法は様々ありますが、その一つに「写真測量(航空測量)」という技術があります。 簡単に表現をすると、航空機で撮影した地上の写真に映り込んでいる地物をトレースして図化する測量です。
今回は、航空測量大手の株式会社パスコ様で見学をさせていただき、実際に図化する工程を体験することができました!
「デジタル図化機」と呼ばれるこちらの機械。
2枚の画像を重ね合わせることで、映り込んでいる地物を実体視(平面的な画像を立体的に可視化する技法)させます。 視力のトレーニングで使われる技法と同じ原理です。
イカしたサングラスを掛けているように見えますが、これは「3Dメガネ」といって、左右でそれぞれ1枚ずつの写真を見ることで実体視を可能にします。
測量技術の進歩によって得られた技術です! それにしても、似合ってますね。
普段目にすることのない技術に触れ、実際に図化することで、写真測量の目的と原理が見えてきたのではないでしょうか??
地図を手にした時に、こうした背景を思い浮かべてみると、測量の奥深さが見えてくるかもしれませんね^^/