ステンレス管の配管実習 [建築設備設計科2年]

建築設備設計科2年生は設備関連企業と連携し、Facility Studioにおいて総合建設実習(設備)を実施しています。
ステンレス管の配管実習では(株)ベンカン様【https://www.benkan.co.jp/】にご協力いただきました。

まずは座学でステンレスの特徴やメリット、製品に関する内容を学習した上で、工具の使い方や注意点などの講習を受けながら課題作品を作成します。今回はプレス式、拡管式、ワンタッチ式継手の体験実習をさせていただきました。

図面に記載された寸法で作成するためには、長さはいくつでカットすれば良いかなど、クラスメイトを相談したりしながら考えています。

ロータリーカッターを使って、計算した寸法でカットし、(簡単そうに見えて、意外と力がいります)専用工具を用いて接続していきます。継手の種類によっては、パイプの切断にバンドソーを用います。

現場では、それぞれのメリット、デメリットを把握した上で、場面によって材料や道具を使い分けることが必要になります。

切断面に出る「バリ」も電動のリーマでバリ取りをして、組み立てていきます。組み立てながら、間違いに気づいて、やり直しが必要になったりと、様々なことを経験できる実習となりました。(株)ベンカンの皆様、ありがとうございました。

学生からも1級施工管理技士の勉強で、苦手だったステンレスの分野のことを理解することができた、コツを掴まないとなかなか締め切ることができず、これを普通にやっている職人さんはとてもすごいなと思ったといった感想が聞かれました。

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