日常生活で馴染みのある「照明」
建築室内設計科では照明計画という授業で「照明」について学んでいます。
今回は学校内にある照明器具を参考に、照明器具の種類や特徴、空間の明るさを確保するための知識を学びました。
ここは、ライティングデザイナーの近田玲子さんによって手掛けられたSTEPのホール。
ホール内の明るさを確保するために設けられた両側の「光壁」は、点灯すると存在感が際立ちます。
フロスト加工の乳白合わせガラスから放たれる光は、眩しさが抑えれていながらもホール全体を明るくします。
この照明によって得られる効果や空間構成の意図など、講師から補足の説明がされると学生も興味津々で聞いていました。
ここは、2号館1階にある木目の付いたコンクリート打ち放しの壁面。
照明を用いてデザインされた壁面を引き立てるにはどうすればいいのか?その問いに対する講師の説明で学生も納得。
今回の見学を通して、普段あまり意識する事の無かった「照明」について触れる良いきっかけになったと思います。