中央工学校で測量を学ぶ学生を対象とした「三次元測量」の講演会がSTEPホールで行われました。
三次元測量とは、地形や構造物を立体的な位置情報として計測し、多角的な視点で閲覧できるように解析する技術です。
取得したデータは「点群データ」とも呼ばれ、何億もの点の集合体で地物を表現する他、一点一点に色情報を持たせることができるので、立体映像のように三次元で情報を扱えます。
埼玉県測量設計業協会加盟の測量会社より11名の講師にご講演いただきました。
とても贅沢な講演会ですね・・。
測量を学ぶのは、土木建設科、測量科、地理空間情報科の3学科。
中には仕事で三次元測量を経験している学生もいますが、原理原則までは聞いたことないのでは??
みんな真剣に聴講していました。
携帯端末で三次元計測することができる「3Dライダースキャナ」も体験させていただきました。
今回はiPadのカメラを使って計測しています。
撮影対象の周囲をゆっくりと回り、約2~3分で計測が終了。
こちらが「3Dライダースキャナ」で取得したAV卓のデータ。
このデータはマウス操作などで、真上や側面、計測をすれば真下からでも見ることができます。
講演会にはUAV(ドローン)も展示され、上空から三次元データを取得する技術についても見ることができました!
現在は、測量だけでなく土木建設の現場でも活躍している三次元測量。
その一端を垣間見ることができたのではないでしょうか??
就職を控える学生にとって、良い刺激になったなら幸いです^^/