年間12回ある週末の1日体験型授業ですが、2年生のラスト3回はインテリアを学びます。
初回は、インテリア空間の印象を決定づける大きな要素の一つ、マテリアル(素材)についてです。床・壁・天井にどんな色や素材を選ぶかによって、同じ部屋でも全く個性が違ってみえるのがインテリアコーディネートの面白さ。午前中デザイン実習室で、そんなインテリアマテリアルの世界への道しるべとなるレクチャーを受け、午後の校外学習に備えました。
今回の現地リサーチは、たくさんのブランド店舗が先端のインテリア空間を競い合う六本木のミッドタウンです。
客としては訪れたことがある買い物好きな学生は多いと思いますが、意識が高まり専門家にちょっと近づいた彼らの目で見る店舗インテリアはきっと別世界。買わない客へ向けられる店員さんの冷たい眼差しも気にしていられません。それぞれの好みに響いたマテリアルを写真で貪欲に採取していきました。
師走の六本木はクリスマス気分全開です。
魅惑的な店舗インテリアは、私たちの気持ちをグッと上げてくれます。インテリアを見る目を養って、空間の楽しみ方、味わい方をどんどん見出してもらえたらうれしいです。