前回に引き続き今回も関東ロームを使用した試験を行いました!
実施したのは「土の締固め試験」と「CBR試験」です。
まず、土の締固め試験をから。
始めに土をほぐして試料を作成していきます。
土の塊があると試験結果に影響が出るため、木槌などを使って細かくしていきます。
潰してもつぶしても出てくる塊に一苦労、これがなかなか大変…。
塊がなくなったら水を加えて、均一になるように混ぜます。
この過程でまた塊ができてしまうため、それも細かくしていきます。
今回は、各班入れる水の量を変えて試験を行いました。
試料ができたら型に土を入れて、専用の突き固め器具でついていきます。
この重い器具を引き上げて55回を5層行い合計275回突き固めます。
こちらがかなり大変な作業。みんなでローテーションしていきますが、途中で腕が上がらなくなる学生も…
CBR試験
この試験は、地盤の支持力を調べるもので、突き固め試験で製作した試料を使用します。
試料を機械にセットし、荷重をかけていきます。
土の貫入量に対する荷重の変化を、データロガーと呼ばれる機械を使用してデータを取得していきます。
試験終了後は試料を割って内部の土を取り出し、含水比を計測します。
含水比によってどのように支持力が変わるのか… 取得したデータでどのような考察ができるでしょうか?