鋼管&銅管の配管実習 [建築設備設計科2年]

建築設備設計科2年生は設備関連企業と連携し、Facility Studioにおいて総合建設実習(設備)を実施しました。
黒子工業所様にご協力いただき、鋼管と銅管の配管実習を行いました。

鋼管の配管実習では、配管用炭素鋼鋼管(SGP)、通称白ガス管の「ねじ切り」を行いました。
「ねじ切り」とは、専用の機械を使って金属の配管にねじのギザギザをつくる作業です。

ねじ切りをした鋼管と径違いの塩ビ管を継手で繋ぎ、圧力をかけて漏水試験を行います。給水管や給湯管には圧力が加えられ、建物内の様々な箇所に供給されています。圧力をかけても水漏れしない施工が求められます。

結果は…水漏れしましたね…(。-_-。)
自宅や学校など、普段の生活において水漏れなく使用できている裏には、設備技術者の技術が隠れているのです。

さらに、空調の冷媒管などに使用される銅管のロウ付け実習も実施しました。何気ない日常生活を支える技術を、身をもって経験できる有意義な実習となりました。黒子工業所の皆様、ありがとうございました。

学生からは、漏水試験の時に少し漏れてしまったのは残念でしたが、難しさを実感できた、銅管の接続は加減が難しく、できる職人さんも減っていると聞き、貴重な存在なのだと感じたといった感想が聞かれました。

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