土質試験の第4回目は、「三軸圧縮試験」。【第1回、第2回、第3回】
製作する供試体は、一軸圧縮試験と同様に既定のサイズにカットし、試験機にかけます。
今回は三軸圧縮のため、上下方向の圧縮だけでなく水を使用して側圧も加えていきます。
測圧をかけることによって、地中にある状態に近づけることができます。
一定の側圧をかけた状態で、圧縮した長さに対してどのぐらいの荷重が掛かっているのか、データを取得します。
試験後は供試体をチェックしてどのように「せん断」が起きているか記録します。
場所や深さ、材質によってどのような差が出るでしょうか?
※せん断:物体のずれによって生じる力で切断されること(ハサミの原理)。