
中央工学校のクラブ活動を広めるために、「○○に聞いてみたシリーズ」。不定期な更新となるかもしれないが、このシリーズで中央工学校のクラブ活動を少しでもご紹介できればと…
クラブ顧問に聞いたみたシリーズとは?
中央工学校で活動を続けているクラブ活動を、顧問や部員たちにインタビューをして紹介するシリーズ。顧問や部員の様子を少しでも多くの情報(画像・文章)でつかんでもらいたい。実体をつかむことすらできない活動も中にはあるかもしれないが、顧問の感情や筆者の感じたパッション(熱量)をできる限り伝えようと思う。
野球部 【創部:1977年 (昭和52年)】
顧 問:本間 知紀 先生
副顧問:山野辺 匠 先生・若泉 栄 先生
筆者:クラブ・同好会委員会 飯田(取材日:2025.4.8/東京都北区中央公園内野球場)
今回お話をうかがったのは、本校の野球部顧問・本間先生。
クラブ顧問委員会の副委員長も務める本間先生は、小学生時代に野球少年団でプレーし、社会人になってからも同僚と再びバットを握る、筋金入りのマリーンズファン🪽。そんな本間先生が顧問を務める野球部について、練習現場を訪ねながらお話を伺いました。
Q0.勉強だけじゃない、”羽を伸ばす場所🪽”

専門学校生活は、課題や勉強でなかなか忙しい毎日。そんな中で「身体を動かしてほしい」「ほっとできる場所になれば」と、活動をサポートする本間先生。現在は近隣のグラウンドを借りて、大会出場を目標に練習を重ねています。
「少しでも興味があるなら、まずは気軽に遊びに来てみてほしい!」と、部員たちは新たな仲間を募集中です。
Q1.練習風景をのぞいてみた👀



春の暖かな日差しの中。東京都北区王子では珍しく、桜が満開のまま風に揺れる4月上旬。
練習グラウンドには5人の部員たち。芝生の上に「シャー!」「うううぇーい!」という元気な掛け声が響き渡ります。
──しばらく練習を見学していると──
「シュパン!!」
キャッチャーミットに収まる軟式ボールの音。ピッチャーが投げるたびに、「シュシュシュシュー」という球の回転音が風を切って耳に届きます。
筆者(中学まで野球部所属)は、懐かしい音と光景に思わず当時を思い出しました。ライパチ(ライト・8番・バント要員)だったあの頃、仲間に追いつこうと練習に明け暮れていた日々……。
そんなセンチな気分に浸っていたところ、ファールボールが筆者の近くに転がってきました。ボールを投げ返すと……
──「ありがとうございます!!!」
と、爽やかな笑顔でお礼の声。遠くからも「すみませーん!ありがとうございます!!」と元気な声が次々と。
そうそう、礼儀正しさと感謝を忘れない姿勢。これが野球部の魅力でもあります。
Q2.顧問・本間先生に聞いてみた!

ちょうどセンターを守っていたのが本間先生。「部員が足りないので、私もプレーしています(笑)」とのこと。
この時期は、新学期準備に追われる教職員にとっても大変な時期。それでも昼間にグラウンドを予約して練習を行うのはなぜなのでしょうか?
本間先生:「学生たちは春休みが明けて帰省組は東京に戻ってきたばかり。平日の昼間なら予定も合わせやすいし、気温も最高に気持ちいいじゃないですか!!そういう時期に“やりたい!”という気持ちに応えられる場をつくってあげたいなと思って。」
筆者:「カッケーっす。勉強になりますッ」
本間先生:「実は平日昼間の方がグラウンドも予約しやすいし、安いんですよ…笑」
──(おぉぉおぉ…光が…眩しぃze…)…っと筆者が心の中で密やかに感嘆していると…
本間先生:「いえいえ(笑)この後は副顧問の山野辺先生と交代で学校に戻ります」
…と、すぐに現実的な対応にもどるにこやかさを欠かさない本間先生。野球が大好きな本校財務課の方も応援に来ていたそうで、
本間先生:「同じ“好き”を共有できる仲間が集まるクラブ活動が、とても好きなんです」
…と笑顔で語ってくれました。
Q3.野球が、好きならそれでいい。

野球部は、月に2回程度の練習を定期的に実施中。何かを始めるには、気分も盛り上がるこの季節。
かつて野球をしていた人も、これから始めたい人も──
ちょっと体を動かしたいなと思ったその気持ちから、クラブに飛び込んでみてください。
気さくな仲間と、清々しいグラウンドが、きっとあなたを待っています。



興味があれば、初心者も大歓迎!!詳しくは、2号館3階、工業第一教員室の本間先生までお問い合わせください。
野球部の方々、記事作成にあたりご協力ありがとうございました。
ここまでの長い記事を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
さて…次回はどのクラブをご紹介できるのか…