土木建設科の必修科目である総合建設実習の2コース目は排水施工実習です。
この実習では軽井沢研修所内の雨水が溜まりやすい場所の改良工事を行います。
今年は、地盤を改良することで排水性を高める工事を行いました。

施工場所の地盤には凹凸があるため、「切土」や「盛土」を行いました。
土を盛る高さの基準は丁張りを設置して確認します。

切土・盛土はスコップと一輪車を使用して移動!
人海戦術の体力勝負。
これだけで腕がパンパンになりそうです。

盛土が終わったら、砕石敷均しを行います。
こちらも一輪車を使用して移動します。
この砕石、土以上にスコップを刺しにくく一輪車に載せるのも一苦労でした。

砕石をある程度均等に敷均したら、転圧機を使用して締め固めます。
丁張りに架けた水糸を基準にして、設計通りの盛土になっているか確認しながら進めます。

すべての範囲を調整し終わったら完成!
このエリアは、バスの駐車場として使用します。
実習を通して施工の流れを経験していただけたなら幸いです。