
細部を見つめ、形を起こす


インテリアデザイン科2年生では、デザイン実習の一環として「模刻」に取り組んでいます。
模刻とは、各自が持参したモチーフを徹底的に観察し、その姿を立体として再現する課題です。細部の形や質感を読み取り、手を動かしながら立体へと写し取っていく作業は、時間を忘れるほどの没入感があります。
「まだこんなに先があるのか…」


3時間の実習を終えてふと手元を見返すと、「まだこんなに先があるのか…」と驚くこともしばしば。細部にこだわるほど進みはゆっくりになりますが、そのぶん作業終了後の達成感は格別です。
中央工学校14号館入口のディスプレイに展示


完成した学生作品は、中央工学校14号館入口のディスプレイに展示しています。
素材と向き合い、観察し、形へと昇華させた力作を、ぜひご覧ください。