6月の授業開始から建築の基本を学習してきましたが、約2カ月が経過し、木造建築の骨組みが理解できるようになってきました。
そんな建築物と関わる設備の学習も本格的になっています。
今回は給排水衛生設備の給水系統の図面作成にあたって、配管模型の製作を行いました。
まずは、図面を見ながら、エルボ(※1)やチーズ(※2)を拾い、15VP(※3)の必要数量を確認します。
※1)エルボ:配管の方向を曲げるとき(今回は90°)に使用する継手です。ひじのように曲がることからエルボと言います。
※2)チーズ:配管を多方向に分岐させる継手です。形がTの字なので、Teeからチーズと呼ばれます。
※3)15VP:内径15mmの硬質塩化ビニル管になります。給水系統になるため、肉厚のVPを使用します。
数人で話し合ったり、図面を確認したりしながら、配管経路模型を作成していきます。
図面から読み取って、立体にしていく作業は、難しいんです。
でも、図面だけではわからないことが、立体にすることで、理解できます。
特に、レベル(高低差)は平面的な図面から読み取ることが難しい部分ですが、実物を作ることで理解できるようになりました。
少しずつ、たくさんのことを学び、立派な設備技術者になれるように、がんばりましょう^^