前期の大きな課題の一つである「子供室リフォーム課題」
建築室内設計科の学生たちに、建築・インテリア業界を目指そうと思ったきっかけは?と尋ねると、多くの学生が「リフォーム」や「リノベーション」という言葉を口にします。
そんな憧れのリフォーム課題に取り組む学生たちの様子と、作品の作成過程をご紹介します!
まずは、設計の進め方について、講師の先生に「子供室の計画」についてレクチャーをしていただきました。
「子供室」をリフォームする上では、「今」のことだけを考えるのではなく、子供の成長や家族構成の変化に合わせて、長い目で見た部屋のあり方を検討することが大切です。
さっそく、エスキスの作業に入ります。
エスキスとは、建築やインテリア設計の初期段階に行うもので、思いついたアイデアをたくさん紙に描きだし、自分の思考を整理してまとめる作業です。
初めてのリフォーム課題に、やる気満々な学生たちですが、いざ描き始めると・・・
「ベッドの大きさっていくつだっけ?」 「通路幅ってどのくらい取ればいいの?」 「机、大きすぎない?」 などなど・・・
とっさに、正しい寸法やスケール感がまだつかめません。。。
そこで!!登場するのか 「メジャー(スケール)」です!!
講師の先生のアドバイスで、実際の寸法を目で見て確認しながら設計作業を進めていくと、理解を深めながらとてもスムーズに進めることができたようです。
先生たちとの意見交換を経て、ようやくエスキスの完成です!
図面だけでなく、文章でコンセプトをまとめたり、部分的にスケッチを描いたりと、さまざまな要素が詰まった一枚です。
次なる作業は、このエスキスを基に、インテリア模型を製作していきます。
その様子は、次回の「建築室内設計科1年」キャンパスニュースにて、お届けいたします♪