はい。
実際には現況図(地形図)と言います。
さて、皆さんは、地図がどのように作成されているのか考えたことありますか??
それは、様々な測量技術によって得られる情報(座標や標高)を基に作られています。
土木測量科2年生は、総合測量実習でその技術の一つである地形測量(現況測量)に取り組み、現況図作成の為のデータを取得しました。
観測は、観測器械(トータルステーション)と目標(プリズム)、電子平板で行われます。
それぞれが役割を理解し、チームワーク良く行動することが大事です。
公園を構成する柵やベンチ、街灯といった地物の位置情報を取得する為、プリズムを移動させながら観測を続けます。
現況図は、こうした観測で得られた「点」を線で結んで作られているんです。
観測で得られる情報は、角度と距離。
この情報を電子平板と呼ばれる端末に転送し、その場で図化していきます。
図にした結果、現地の地形と一致しない場合は再測(観測をやり直すこと)をして、正確な地形データの取得をします。
公園全体で観測を実施し、合計で約400点ほどのデータを取得しました。
因みに、こちらが電子平板で作成した図面です。
何となく地図っぽさが出ていますよね??
今は半分しかないですが、実際にどのような現況図が書き上がるのか、乞うご期待です^^/