9月半ばに毎年行う造園実習。
毎年軽井沢研修所内で行っていますが、今年はコロナウイルスの影響の為、王子校舎内で行いました。
実習場所は6号館購買前庭。
この場所の施工を行います。
造園実習といっても樹木を植えるだけではありません。
今年の実習では庭に設置する版築土塀とアーチ石橋も造りました。
今回は版築土塀を作製した班をご紹介します。
実習は1.2年生合同の4つの班に分かれて行います。
それぞれの班長さんが挨拶をして、開会式終了後、実習開始です!
初めて話す先輩後輩がたくさん。お互いちょっと緊張気味でした。
型枠が完成したら、土塀造りに入ります。
土塀を作るのに必要な材料をミキサーに入れて混ぜます。
粒の大きな砂利を加えたり、土に色を付けてみたり。
様々な種類の土を用意したら順番に型枠の中に流し込み、突き固めていきます。
一般的な版築土塀は壁として用いられますが、今回はオブジェとして四角錐など、変わり種の形も作製しました。
一番上まで突き固めたら2、3日寝かせます。
あとは現地に設置して型枠を外すだけ!
造った版築土塀が壊れないように!
建物が傷つかないように!
皆で声を掛け合いながら慎重に運んできます。
そしてついに型枠を外してご対面!
どんな出来栄えになっているか、ドキドキ…!
その時の動画がこちら↓
おお~という歓声とともに、版築土塀の撮影会が始まりました。
想像以上の出来栄え…!
造った版築土塀は3基ですが、全て壊れることなく完成しました。
版築土塀は手間がとってもかかる!
でもその分、愛着がわいてきます…。
どれもとても綺麗な仕上がりになりました。
版築土塀を造った皆さん、お疲れ様でした!