9月半ばに毎年行う造園実習。
軽井沢研修所内で行っていますが、今年はコロナウイルスの影響の為、王子校舎内で行いました。
前回に続き、今回は石のアーチ橋を製作した班をご紹介します!
石のアーチ橋とは石の重さを利用して、石どうしをかみ合わせたアーチ状の橋のことを言います。
石どうしがしっかり噛み合えば、崩れることはありません!
立方体の石を正面から見たときに、台形になるよう石割り用の道具達を用いて叩いて割っていきますが、その作業がなかなか大変…。
石をたたいた時の振動で次第に手がしびれてきます。
最初こそ「手がパンパン~!」とか、「まだ全然進まない~!!」なんて、会話と笑顔が見えたものの、2日、3日と日が経つにつれ、無心でたたく姿が見られました。
割り終えたら三又という道具を使って石を移動し、仮組をして現地に運び設置しました。
石は最低2人いないと運べない重さ。
もし足に落としたら……
考えたくないですね。
皆注意しながら慎重に運んでいたため、誰もケガすることなく設置することが出来ました!
最後は全員で植栽と整地です!
植える木や地被植物の向きを考えたり、コケを張ったり…。そして最後に掃除をして完成です!
毎年行っている軽井沢実習とは一味違う実習となった王子実習。
教えあったり、試行錯誤しながらとてもキレイに造り上げることが出来ました!
先生からも、「仕事としてお金をもらえるレベル」とお褒めの言葉を頂けました。
造園デザイン科の皆さん、お疲れ様でした!