インテリアデザイン科1年生「インテリアエレメント」のエントリ。
「インテリアエレメント」では、1年間を通して、様々な素材の加工方法について作品づくりを通して学ぶ授業。
現在、彼ら彼女ら取り組んでいるのは、「篆刻(てんこく)印づくり」。
少し大きめの判子サイズ。判子面のデザインと持ち手のデザインをしていきます。
1年目で様々なものづくりをしているのは、素材の加工知識を製作を通して体感するのはもちろんですが、常に「上面」「側面」「正面」を意識したものづくりをする練習をしています。
どんな立体物でも垂直投影した世界で図示化しなくてはなりません。
インテリアに置き換えると、「平面図」「展開図」「天井伏図」でしょうか。
さて、専用の道具を使ってインテリアエレメント史上一番硬い材料「石」の加工に入ります。
「硬い…」「ゴリゴリ」「シュコ」「ゴリゴリゴリ」
と教室に響く…石と格闘する学生たち。
判子の面がある程度完成したらインクをつけて、しっかり形がでるか確認しながら仕上げていきます。
石との格闘、じっくりいこう。