刃物などを研ぎ磨くための石を砥石といいます。
学生達は、その砥石をはめ込み、動かないようにし、これから卒業まで使用していく自分だけの砥石台を作成しました。
まず最初に、砥石台を加工していくための墨付けをしていきます。
砥石がぴったり入るよう、寸法に気をつけながら丁寧に、正確に作業を進めます。
つづいて、加工をしていきます。
砥石をはめ込む部分は、深さを揃えて平らに仕上げなければ、カタカタと傾いて砥石が動き、うまく研ぎができません。
そのため、この作業が砥石台作成の中で、一番重要で難しい加工です。
学生達は初めての作業の中、慣れない手つきながらも自分がこれから使っていく道具のひとつになることを意識しながら取り組みました。
完成したものがこちらです。
実際に研ぎをする際には、一番最初の写真のように砥石をさらに固定するための楔(くさび)を差し込みます。
その楔が無くならないように、収納する場所を思い思い細工し、世界にひとつだけの砥石台を作ることができました。
これから研ぎをするたびに欠かせなくなる、愛着ある道具となることでしょう。
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