キャンパスニュース

2021.07.20 建築

留学生に聞いてみました [学生インタビュー]

私は韓国の設備会社で働いていました。普段から海外旅行をしたいという思いがあり、休暇を取って22歳で初めて海外旅行に行ったところが日本の大阪でした。

当時は日本語が全くできない状態での旅行でしたが、初めて接する外国の言語や文化など、日本で向き合う全ての瞬間が、今までの経験とは比べ物にならないほど私にとって大きな楽しみとなり、興味を抱くようになりました。
日本のいろいろな街を歩きながら、たくさんの日本の住宅に興味を持つようになり、それがきっかけで建築の専門学校を調べ、日本の歴史ある中央工学校に入学を決めました。

実は、入学した当時は日本語での授業に少し苦労をしましたが、予習復習を行うことで授業の流れが把握でき、毎日授業を受けているうちに、思ったよりも早く適応することができました。

それぞれの科目では、しっかり構成された授業内容を通じて、十分な専門知識と技術を習得することができ、設計製図授業の課題を通じて自ら設計して学んでいく過程で、建築設計についてさらに興味を持つようになりました。

 

現在、コロナウィルスによるパンデミックのなか、昨年の自粛明けからずっと授業を受けてきましたが、学校側の迅速な対応により困ることは正直ありませんでした。望めることなら一日でも早く終息し、学校行事などを通じてもっとたくさんの友人と交流できる機会ができれば良いなと思っています。

今は、就職活動と課題制作、毎日の授業などを並行しながら行っているため、一番忙しい時期なのですが、設計事務所に内定をいただくことを目標に、就職活動に励んでいるところです。

残りの学校生活も真面目に臨み、入職後は素早く社会に適応をし、結果を出せるようになるのが今の目標です。そして、将来は自分自身が設計した建築物を、日本でひとつずつ築いていける人材になることが夢です。