測量の授業の集大成となる「総合測量実習」。
地理空間情報科の内容は、土木建設科や測量科、土木測量科とは異なります。
大きく分けて3種類の実習を行ったので、一つずつ見てみましょう!
実習内容 ①
後期の地形測量で使用する基準点を設置するため、学校周辺の基準点測量実習を行いました。
これまでは、総合実習室である「Work Studio」や荒川河川敷を中心に実習を行ってきましたが、街中での観測は如何に・・・。
実習内容 ②
王子の街の現地調査として、中央工学校周辺の地形と歴史を巡る見学です。
中央工学校の周辺には、色々な名前の坂道があります。三平坂、権現坂、稲荷坂・・・、なぜこのような名前になったのか、周辺の地形や歴史を学ことで、その由来を知ることが出来ます!
また、王子にまつわる偉人として、大河ドラマでも話題の「渋沢栄一」の資料館を訪れたり、
東京都北区防災センターで様々な災害対策の訓練などを受けました。
この結果は、後期の授業でハザードマップの作成に活かします。
実習内容 ③
測量の最新技術の数々を体験する。
二人の学生がのんびり座っているように見えますが、実は手前の器械で3Dのデータ化をする作業中なんです。
また、現実世界と仮想世界を重ね合わせる「MR(複合現実)」と呼ばれる技術も体験しました。
測量士の取得を目指す地理空間情報科ならではの実習の数々。
責任ある測量技術者となるため、多くの知識と技術を身に付けましょう^^/