建築設計科1年生の設計製図授業では、AutoCADという図面作成ソフトを使って、只今順調に進級作品の実施図面の作図が進んでいます。縮尺1/50で表現する『配置図』や『平面詳細図』、縮尺1/30で表現する『矩計図』、縮尺1/100で表現する『立面図』と『断面図』など、連日ノートパソコンに向き合い続けている学生達です。
授業中だけでなく自宅でもノートパソコンと向き合い続け、印刷した図面の抜けや間違いを何回も自らチェックし、ようやく講師の先生方に提出して指導を仰ぐと、真っ赤に添削された図面が返却されてきて、思わず呆然としてしまう学生達です。ここから再び図面の手直しが始まり、少しでもミスのない完璧な図面を目指して、またノートパソコンと向き合う日々が続きます。
建物の全ての計画が決まってきたところで、もう一度スタディ模型を製作してみる学生や、AutoCADの操作を教えあう学生達の姿も見られ、12月中旬に迫る実施図面の総合提出に向けて、進級作品の制作もいよいよ佳境に入ってきました。