先日、中央工学校歴史館の見学会が行われました。歴史館には中央工学校110有余年の歴史を物語る貴重な資料が展示されています。
中央工学校の発展を見守ってきた歴代の学校印や自主出版されていた教科書、歴代の卒業証書、授業で使用された各種機器、道具なども展示されています。
初代理事長・第5代校長であった田中角榮先生(第64代内閣総理大臣)は、1972年9月、日中国交正常化を実現させました。歴史館には国交正常化交渉、調印の際に田中角榮先生と中華人民共和国、周恩来国務院総理が握手をする写真も展示されています。その周恩来国務院総理は、日本留学時代に東亜高等予備学校で学んでいました。その東亜高等予備学校も、当時の中央工学校と同様に東京神田の地にありました。