キャンパスニュース

2022.05.31 建築

集合住宅の設計って奥深いッ! [建築学科2年]

建築学科2年生の設計製図授業では、前期の課題で鉄筋コンクリート造の集合住宅と店舗の「複合施設設計」に取り組んでいます。ゴールデンウィーク前に、敷地に指定されている「谷中」と「代官山」の見学をしたので、現在は着々と具体的なプランのエスキスを進めています。

講師の先生方のアドバイスを受けるのは勿論のこと、ひたすら方眼用紙にイメージを描き込んでみたり、スタディ模型を作って建物の造形から理想の形を探ってみたり、各自で設定した設計テーマに見合うプランが思い浮かぶまで、悩みに悩んでスケッチを描き続けます。

柱割やブロックプランが決まれば、次は住居部分のプランをまとめていきます。居住者の年齢や特徴を踏まえた上で資料を基に計画するだけでなく、外部廊下の幅や二方向避難のための動線計画など、法規的な内容も考慮して決めなくてはなりません。

2年生に進級して、設計する課題の規模が一気に大きくなったので、考えなくてはならないことが多くて大変ですが、一つ一つ落ち着いて確認し、エスキスの提出に向けて意欲的に取り組む学生達の姿が見られ、どんな建築が生まれてくるのか、とても楽しみです。