インテリアデザイン科2・3年、エンターテインメント設営科2年の軽井沢合宿研修が中止となった9月末。
本来であれば、下リンク先記事のような研修を実施していた我ら学科。
【 2019.05.27卒業学年タイプの軽井沢合宿研修 】
楽しそうなシーンがたくさんあるが、研修の一環であるため、一定の規律性を求めながらおこなわれていた。
そんな宿泊を伴う研修が、感染症拡大防止の影響を受け、中止となった。
中央工学校軽井沢合宿研修委員会は、中止となった研修の代替えプランとして、
施設見学や文化教養プログラムなど様々なプランを提示してくれた。
我らインテリアデザイン科とエンターテインメント設営科が選んだのは、
「江戸東京たてもの園」の見学であった。
「江戸東京たてもの園」は、東京都江戸東京博物館の分館として小金井の地に設立された。
現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示・継承を目的としている。
……らしい。
なぜだろう、中央工学校軽井沢研修所内にある三五荘や茶室群と対比した際に既視感を感じたのだ。
さて、研修場所が決まったので、学生見学のための予約をおこなう…
予約フォームや電子メールなどデジタル対応の問い合わせ先が見当たらない…電話のみの受付だそうだ。
…電話をかける。
住所、時間、人数等の必要要件をすべて伝えるに、30分を要した。
徹底的に丁寧な電話であった。
そんな下準備に時間がかかったことをこの長文テキストで感じとってほしかったのだ…(筆者より)
1年生のころから感染症対策に悩まされてきた学生たちにとって、施設見学は1つのイベントだ。
日頃、授業などで学んでいる建物に関することを、クラスメイトと実物で確認できる時間は、とても貴重な時間であることは間違いない。
マップを確認しながらわちゃわちゃ。この時間すらワクワク感が溢れます。
茶室についてはDVDや教科書、授業などでなんども勉強をしてきたものの、実物の躙り口を見るのは初めての学生がほとんど。
「ぉおーこれがにじりぐちかぁ」となる。
※建物に触っているように見えますが触っていません。
教科書に出てくる建築家前川國男の自邸。
「まえかわくにおってだれ?」
「えっお前授業で出てきたじゃん」
「……でてきた?三大巨匠?(笑)」
じっくり学ぼう。まだ半年から1年以上は学ぶことができます。
曇り空の中、東京都北区王子から東京都小金井市まで1時間程かけてきた江戸東京たてもの園。
歴史的建物に触れる時間。
今後の卒業制作や進級課題の助力となるような研修であってほしい。
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