師走に入り、学生生活二年間の集大成となる卒業設計は、いよいよ大詰めになってきています。授業のたびに、少しづつ講師の先生方のご指導を仰ぎながら、ますます個性が磨かれ、完成度も高まっていきます。前回よりもバージョンアップした図面を前に、先生の指導も熱が入ります。
帰宅後の時間の制約が多い夜間の学生は、とにかく授業中の集中力が勝負です。皆、ゴールに向かって、ひたむきにマウスを動かしています。
こちらの学生は、描いた図面の3D画像をチェックしています。自分のアートセンターが構想通りに空間化されているかどうか、確かめながら、改善点を探っているようです。今はゴール直前で気が焦る時期ですが、苦しみの後には、きっと晴れやかな達成感が待っています。悔いのないように皆頑張ってほしいです。